石川遼 4年ぶり出場のマイナビABCで優勝を狙う 注目の蝉川は「もの凄いポテンシャル…恐ろしい選手」

2022年11月02日 16:08

ゴルフ

石川遼 4年ぶり出場のマイナビABCで優勝を狙う 注目の蝉川は「もの凄いポテンシャル…恐ろしい選手」
石川遼 Photo By スポニチ
 男子ゴルフのマイナビABCチャンピオンシップは3日、兵庫・ABCゴルフ倶楽部(7217ヤード、パー72)で開幕する。
 4年ぶりの大会出場となる石川遼(31=CASIO)は予選ラウンドで昨年優勝の浅地洋佑、今大会がプロデビュー戦となる蝉川泰果と同組で回る。

 蝉川とは5月のダイヤモンド・カップでも一緒にプレー。「ドライバーがめちゃめちゃうまくて、アイアンも高さがある。プロになった彼のプレーをこれから見られるのは楽しみ」と話した。

 難しいセッティングの日本オープンを力でねじ伏せた蝉川のプレーには感心させられた。「最終日をアンダーで回ってきていたら、手がつけられなかった。(スコアは1打落としたが)それでも崩れなかった。メンタルが強い。なかなかできないこと」と称えた。

 自身は9月のフジサンケイ・クラシックで5位、ANAオープンで2位と調子を上げていたが、腰痛でバンテリン東海クラシックを途中棄権。復帰戦の日本オープンでは予選落ちを喫した。それでも「もう完ぺきに戻っています。腰の状態も良い」と手応えを口にする。

 この大会は08年に優勝しており、コースとの相性も良い。その時のVスコアは通算9アンダーだったが「僕が優勝した時より選手のレベルは上がっていると思います」と話し、優勝スコアを「(通算)15アンダーはいきそうな気がします」と予想した。

 一方で蝉川が掲げた目標スコアが(通算)25アンダーと聞かされると「あり得るんじゃないですか。(難しいコースだった)日本オープンをあのスコアで優勝(通算10アンダー)しているんだから。(通算)20アンダーはいける。もの凄いポテンシャルを持っている。恐ろしい選手だなと思います」と評価する。

 一方で勝負師としてルーキーの後塵(こうじん)を拝する気持ちはさらさらない。「当然、負けない気持ちでやっていく。優勝争いを目指す。(コンディションも)その状態にある」と言い切った。

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