男子山本2位でGP初表彰台「やっとスタートできる」 友野は悔しい3位「フリーはまだ難しさがある」

2022年11月07日 04:32

フィギュアスケート

男子山本2位でGP初表彰台「やっとスタートできる」 友野は悔しい3位「フリーはまだ難しさがある」
フランス大会で表彰台に上がった山本(左)と友野(右)(ロイター)
 【フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第3戦   フランス大会最終日 ( 2022年11月5日    アンジェ )】 5日に行われた男子フリーで山本草太(22=中京大)が165・48点をマークし合計257・90点でGP初の表彰台となる2位に入った。友野一希(24=上野芝ク)は3位、三宅星南(20=関大)は体調不良でフリーを棄権。アダム・シアオイムファ(21=フランス)がGP初優勝を果たした。
 引退の危機を乗り越えた山本が、シニア本格参戦から7季目で、初めてGPの表彰台に上がった。冒頭の4回転サルコーは転倒したが、4回転―3回転の連続トーループ、4回転トーループを成功。「今までに比べたら本当にいい成績。ここから、やっとスタートできる」と笑みを浮かべた。右足のくるぶしを3度も手術するなど苦労を重ねてきた22歳。次戦は18日開幕のNHK杯に臨む。

 SP2位の友野はフリー4位の159・31点をマークし、合計248・77点で3位となった。冒頭の4回転―2回転の連続トーループを決めながら、続く4回転サルコー、4回転トーループでミス。思い描く演技にはならず「結果については悔しさもある。メダルが懸かった中でのフリーはまだまだ難しさがあり、いい結果を出せるように今後練習していきたい」と語った。

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