日大出身・石岡改め尊富士がデビュー戦快勝 「尊」の字に込めた大きな決意

2022年11月13日 12:36

相撲

日大出身・石岡改め尊富士がデビュー戦快勝 「尊」の字に込めた大きな決意
2022年秋場所8日目 新序出世披露に臨んだ石岡(左) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所初日 ( 2022年11月13日    福岡国際センター )】 今場所から序ノ口の番付に名前が載った、日大相撲部出身の石岡改め尊富士(23=伊勢ケ浜部屋)が快勝でデビュー戦を飾った。
 序ノ口在位72場所目のベテラン・肥後光(34=木瀬部屋)を一気の押し出しで圧倒。「部屋で(稽古を)やってきているので、いつも通り変わらずやりました」と落ち着いていた。

 先場所は「石岡」のしこ名で前相撲を取ったが、今場所から「尊富士(たけるふじ)」に改名。「尊」は、日本武尊(やまとたけるのみこと)にも由来しており「神様」を意味する。「そういう名前だからこそ上に立つ人間じゃないといけない」と高貴なしこ名に決意を込めた。兄弟子の横綱・照ノ富士(30)からは「おまえは関取になるんだから」と期待されているという。「関取になるというか、幕内で活躍する力士を目指している」と、自身も「上に立つ」力士になるための自覚は十分にある。

 鳥取城北高相撲部の同期だった狼雅(23=二子山部屋)は今場所新十両に昇進した。他にも同学年には関脇・豊昇龍、幕内・琴勝峰、幕内・王鵬らかつてのライバルが上位に名を連ねる。それでも「相撲の世界は同学年とかじゃなくて一人一人が敵なので、目の前の相手を倒していく」と特に意識せず、デビュー場所を一番一番務めていく。

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