前頭筆頭・高安 5連勝で悲願の初V王手!賜杯争い3力士に絞られる 貴景勝、阿炎が3敗で追う

2022年11月26日 17:51

相撲

前頭筆頭・高安 5連勝で悲願の初V王手!賜杯争い3力士に絞られる 貴景勝、阿炎が3敗で追う
高安がはたき込みで輝を破る(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所14日目 ( 2022年11月26日    福岡国際センター )】 大相撲九州場所は26日、福岡国際センターで14日目の取組が行われ、前頭筆頭・高安(32=田子ノ浦部屋)が、ただ一人2敗を死守。大関・貴景勝(26=常盤山部屋)と前頭9枚目・阿炎(28=錣山部屋)が11勝3敗とした。
 前頭筆頭・高安は前頭15枚目・輝をはたき込みで制し5連勝で12勝目。初優勝の可能性が膨らみ、地元の茨城県土浦市も千秋楽のパブリックビューイング開催を決定している。今年は春、秋場所と千秋楽まで優勝を争ってあと一歩及ばなかったが、前日の取組後には「いい緊張感です。楽しくやりたい」と気負うそぶりを見せなかった。

 大関・貴景勝は前頭13枚目・王鵬を押し出しで破って5連勝。3敗対決を制し、大関の意地を見せた。前日には「集中していた。一生懸命やるだけ」と語っていた。高安とは対戦を終えており自力優勝の可能性はないが、優勝への望みは捨てていない。

 休場明けの前頭9枚目・阿炎は力強い取組で関脇・豊昇龍を引き落としで下し4連勝。阿炎も3敗対決を制し、優勝を虎視眈々と狙っている。

 初の年間最多勝が確定している関脇・若隆景は前頭5枚目・北勝富士を押し出しで破り8勝目。勝ち越しを決めた。大関・正代は、結びの一番で関脇・御嶽海を押し出しで下し連敗を止めた。

 これで優勝争いは2敗の高安、3敗の貴景勝、阿炎の3人に絞られた。

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