BL東京の日本代表三羽ガラスが会見 リーチ「3人でリードしたい」

2022年11月29日 16:27

ラグビー

BL東京の日本代表三羽ガラスが会見 リーチ「3人でリードしたい」
リーグワン開幕に向けて会見に臨んだ(左から)リーチ・マイケル、中尾隼太、ワーナー・ディアンズ Photo By スポニチ
 ラグビー・リーグワンのBL東京は29日、東京都府中市で定例会見を開き、日本代表の秋の活動に参加していたフランカーのリーチ・マイケル、ロックのワーナー・ディアンズ、SO中尾隼太が出席した。チームは12月17日の開幕戦で昨季王者の埼玉と対戦。リーダー格のリーチは「3人でチームをリードしていきたい」と意気込みを示した。
 今秋の日本代表はオーストラリアA、ニュージーランド、イングランド、フランスと計6試合を実施。リーチは全試合に先発出場し、「個人としても調子が上がり、試合でいいインパクトを残せた」と大きな手応えを得た。来年のW杯に向けて、日本協会は代表候補選手を適度に休ませるように各チームに働きかけているが、本人は「フルで行きたい」と意欲。薫田真広GMも「本人の意向を優先してあげたい。ベストな状態でシーズンを戦い、W杯に出られるように、しっかりサポートしたい」と背中を押す考えを示した。

 5試合に先発、1試合に途中出場したディアンズは、10月29日のオールブラックス戦でトライを挙げるなどめざましい活躍を見せ、まだ通算7キャップながら4番に定着した。自身2季目のシーズンに向けては「代表戦で学んだことを出せるように頑張りたい」と抱負。ティア1との高い強度のテストマッチに比べ、リーグワンではどうしても試合の質が落ちてしまうが、「代表でのパフォーマンスをチームでもしていきたい」と話した。

 一方の中尾は先発が非テストマッチのオーストラリアA戦1試合だけで、テストマッチではフランス戦の途中出場1試合にとどまった。試合期間は十分なウエートトレーニングを積めず、90キロあった体重は83キロまで落ちたというが、3カ月弱の代表活動を通じて「プレッシャーの中での遂行力がティア1は高い。高いスタンダードを学んだので」と大きな収穫を得たようす。すでにチーム練習に参加しており、「優勝できるように、持ち帰ったものをチームに還元して勝利を目指したい」と言葉に力を込めた。

おすすめテーマ

2022年11月29日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム