【高校ラグビー】東福岡、6大会ぶり決勝進出 No・8藤井がハットトリック

2023年01月05日 15:43

ラグビー

【高校ラグビー】東福岡、6大会ぶり決勝進出 No・8藤井がハットトリック
<京都成章・東福岡>後半 左中間にトライを決める東福岡・藤井達哉(右)(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会準決勝   東福岡45―17京都成章 ( 2023年1月5日    花園ラグビー場 )】 10大会連続4強のAシード東福岡が、FW、バックスが一体となったラグビーで京都成章を下し、6大会ぶりの決勝進出を決めた。
 第1試合で報徳学園が先に決勝進出を決めた。ライバルとの頂上対決に向け、東福岡は闘志を高ぶらせた。春の選抜大会は報徳学園とともに決勝に進んだが、無念の出場辞退。夏の7人制大会も決勝で17―31で報徳学園の前に散った。花園でリベンジがチームの共通目標。部員143人の大所帯をまとめる高校日本代表候補のフランカー大川虎拓郎主将(3年)は「自分たちのラグビーをするだけ」と準決勝へ気合を入れていた。

 前半7分、大川主将の突進で築いた敵陣5メートルのラックからNo・8藤井達哉(3年)が先制トライ。前半15分にはFB石原幹士(3年)が決めると、前半19分には再び藤井がタテ突破で持ち込むと、前半24分にはWTB上嶋友也(3年)、前半28分にはCTB西柊太郎(3年)と5連続トライで試合の主導権を握った。

 後半7分には藤井がダミーパスでスペースを作り、そのままハットトリックとなる3トライ目。計7トライで京都成章を圧倒。報徳学園の3冠阻止へチームは勢いづいた。

 ▼東福岡・藤田雄一郎監督 5年間(準決勝の)壁を越えられなかった。体を張ったプレーで乗りこえてくれた。報徳学園とは40年以上の交流があるが、花園での対戦は初めて。決勝へしっかり準備していきたい。

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