ヨキッチ欠場のナゲッツが9連勝 グリズリーズは土壇場でレイカーズに逆転負け 連勝は11でストップ

2023年01月21日 15:17

バスケット

ヨキッチ欠場のナゲッツが9連勝 グリズリーズは土壇場でレイカーズに逆転負け 連勝は11でストップ
ペイサーズ戦でトリプルダブルを達成したナゲッツのマーリー(AP) Photo By AP
 NBAは20日に各地で9試合を行い、西地区全体首位のナゲッツは地元デンバー(コロラド州)でペイサーズを134―111(前半61―53)で下して9連勝で33勝13敗。過去2シーズン連続でMVPに選出され、今季14回のトリプルダブルを達成しているセンターのニコラ・ヨキッチ(27)が太腿に違和感を訴えて欠場したが(今季5試合目)、ガードのジャマール・マーリー(25)が17得点、10リバウンド、14アシストで自身初のトリプルダブルをマークしてホームでの16連勝に貢献した。
 ナゲッツはホームでは今季22勝3敗。この日はアーロン・ゴードン(27)がチーム最多の28得点、マイケル・ポーターJR(24)も19得点を稼いでヨキッチの穴を埋めた。

 西地区全体2位のグリズリーズは敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)でレイカーズに121―122(前半53―49)で敗れて連勝は11でストップして31勝14敗。首位ナゲッツとは1・5ゲーム差となった。第3Q残り1分の時点では13点をリードしていたが第4Qでは32―41。昨季樹立したチームの最長連勝記録(11試合)の更新はならなかった。

 ジャー・モラント(23)は22得点、センターのスティーブン・アダムス(29)は16得点と17リバウンドをマーク。ゴンザガ大でウィザーズの八村塁(24)とチームメートだったブランドン・クラーク(26)もベンチから出て20得点と10リバウンドを稼いだが、120―122で迎えた第4Qの残り1秒では与えられたフリースローの2本目を外して同点機を逃した。

 グリズリーズは地元メンフィス(テネシー州)では20勝3敗だがロードでは11勝11敗。敵地では苦戦が続いている。

 レイカーズは21勝25敗。120―121で迎えた大詰めでは敗色濃厚だったが、残り13秒でのグリズリーズのスローインから、デニス・シュルーダー(29)がデズモンド・ベイン(24)が保持していたボールをブラインドサイドからスティール。そのまま速攻でレイアップを決め、ベインの反則を誘ってフリースロー1本も決めて残り7秒で2点をリードした。

 レブロン・ジェームズ(38)は37分出場して23得点と9リバウンド、6アシスト、2スティール、2ブロックショットを記録。デビューから1402試合目で通算得点は3万8127となり、カリーム・アブドゥルジャバー(元バックス&レイカーズ)が保持しているNBA最多得点記録(3万8387)まであと「260」としている。

 西地区全体3位のキングスは地元サクラメント(カリフォルニア州)でサンダーを118―113(前半59―66)で退けて26勝18敗。ドマンタス・サボニス(26)が18得点、13リバウンド、14アシストで今季5回目のトリプルダブルを達成している。

 <20日の結果>
*マジック(17勝28敗)123―110ペリカンズ(26勝20敗)
*ホークス(24勝22敗)139―124ニックス(25勝22敗)
ウォリアーズ(23勝23敗)120―114*キャバリアーズ(28勝19敗)
*マーベリクス(25勝22敗)115―90ヒート(25勝22敗)
クリッパーズ(24勝24敗)131―126*スパーズ(14勝32敗)
*ナゲッツ(33勝13敗)134―111ペイサーズ(23勝24敗)
ネッツ(28勝17敗)117―106*ジャズ(24勝25敗)
*キングス(26勝18敗)118―113サンダー(22勝24敗)
*レイカーズ(21勝25敗)122―121グリズリーズ(31勝14敗)
 *はホームチーム

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