ネッツが球宴前最後の試合で白星 移籍のブリッジズが自己最多の45得点 渡辺は出場機会なし

2023年02月16日 12:02

バスケット

ネッツが球宴前最後の試合で白星 移籍のブリッジズが自己最多の45得点 渡辺は出場機会なし
自己最多の45得点を挙げたネッツのブリッジズ(AP) Photo By AP
 東地区全体5位のネッツは15日、地元ブルックリン(ニューヨーク州)で同6位のヒートを116―105(前半52―56)で下して34勝24敗。オールスターゲーム(19日=ユタ州ソルトレイクシティー)前の最後試合で3試合ぶりの白星をものにした。
 この試合はカイリー・アービング(30)とケビン・デュラント(34)の球宴先発コンビを放出して獲得した4人がスターターとして顔をそろえる3試合目となったが“新生ネッツ”は3戦目で初勝利。先発平均身長はネッツの202・2センチに対してヒートは198・0センチと4センチ以上低く、ジャック・ボーン監督(48)は先発センターのニック・クラクストン(23)のリザーブとして、控えセンターのデイロン・シャープ(21=206センチ)ではなく、208センチながら本来ポイントガードでもあるベン・シモンズ(26)を起用してローテーションを変えてきた。

 デュラントの交換要員としてサンズから移籍してきたミケル・ブリッジズ(26)が36分の出場でフィールドゴール(FG)を24本中17本(うち3点シュートは6本中4本)、フリースローは7本すべて成功させ、5シーズン目で自己最多となる45得点をたたきだし、同じく前サンズのキャメロン・ジョンソン(26)も18得点と活躍。ベンチから出たキャム・トーマス(21)も18を稼いで勝利に貢献した。

 リーグ2位の39・1%を記録していたチームの3点シュートの成功率はこの日43・6%(39本中17本)にまで上昇。トレードでフォワードの層が厚くなったためにチームトップの3点シュート成功率(48・1%)をマークしている渡辺雄太(28)に出番は回ってこなかった。

 ネッツは開幕7試合で2勝5敗となったところで3シーズン目を迎えていたスティーブ・ナッシュ監督(49)を解雇。その後アービングの反ユダヤ主義問題による出場停止、そしてそのアービングとデュラントのトレードによる放出など今季の前半戦は“激動”の中で日程を終え、後半戦はシカゴで行われる24日のブルズ戦でスタートする。

 ヒートは連敗を喫し、32勝27敗で球宴前の全日程を終了。東京五輪の米国代表だったセンターのバム・アデバイヨ(25)が24得点と13リバウンドを記録したが、球宴の3点シュート・コンテストに出場するタイラー・ヒーロ(23)は欠場した。

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