セットプレー&堅守で7勝目 東京SG田中監督「大きな財産になる」ラグビーリーグワン

2023年02月18日 16:48

ラグビー

セットプレー&堅守で7勝目 東京SG田中監督「大きな財産になる」ラグビーリーグワン
<BR東京・東京SG>前半7分、トライを決める東京SG・中村駿(右から2人目)=撮影・小海途 良幹 Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン第8節   東京SG18―7BR東京 ( 2023年2月18日    東京・駒沢陸上競技場 )】 レギュラーシーズン折り返しの一戦は、昨季2位の東京SGがBR東京を18―7で下し、7勝目(1敗)を挙げた。2トライを挙げたフッカー中村駿太がプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選ばれた。敗れたBR東京は6敗目(2勝)。
 自分たちの型にはめられなくても、しぶとく勝ちきる強さを発揮した。自慢のバックスリーが相手の粘り強いディフェンスに手を焼き、ブレークダウンではプレッシャーを掛けられる展開。加えて両軍合わせて33回ものペナルティーで試合はブツ切れの進行となったが、後半は無失点で粘り勝ち。田中澄憲監督は「こういう試合を勝って学んでいくことは、大きな財産になる。いいゲームができたと思う」と大きくうなずいた。

 前半7分にフリーキックから速攻を仕掛け、最後に中村駿が先制トライ。同28分には再び中村駿がラインアウトモールを押し込んで2トライ目を奪った。スクラムでは前半だけで3つのペナルティーを奪うなど、常に優勢に。相手の強みであるラインアウトでも思うようにコントロールさせず、失点を前半の1トライ1ゴールに抑えた。

 中村駿は「セットピースは良かったと思う。スクラムはヒットからパワーを出そうと、3週間くらい練習してきた」と振り返った。相手の右プロップが交代した直後は五分の押し合いに持ち込まれたが、試合の中で修正し、後半も優勢に立った。ディフェンスに関してもCTB中村亮土が「凄く良くなっている。ダブルタックルとラインを合わせるところ。我慢強くできた」と説明。新たな強みを築きながら、後半戦へと突入する。

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