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95キロの小兵・東俊隆が三段目で6戦全勝 今場所から玉ノ井親方の付け人務め「アドバイスが励みに」

2023年03月22日 14:12

相撲

95キロの小兵・東俊隆が三段目で6戦全勝 今場所から玉ノ井親方の付け人務め「アドバイスが励みに」
<大相撲三月場所・三段目>○東俊隆(はたき込み)小原●(撮影・井垣 忠夫)  Photo By スポニチ
 【大相撲春場所11日目 ( 2023年3月22日    エディオンアリーナ大阪 )】 日体大出身の三段目・東俊隆(23=玉ノ井部屋)が小原(23=浅香山部屋)を破って6戦全勝とした。
 立ち合い前ミツを狙いにいくも突き放されると、いなしも交えた突っ張りで応戦。最後は土俵際まで押し込んでから素速い足の運びで大きく下がってはたき込みを決めた。土俵いっぱいに動き回って持ち味を発揮。6勝目を挙げて来場所の幕下昇進を確実にした。

 自己最高位の西三段目24枚目で臨む今場所から、師匠の玉ノ井親方(元大関・栃東)の付け人を務めている。「いろいろな話を聞けているのでアドバイスが励みになっています。前に出たら技も効くからどんどん前に出ろと言ってもらっています」。また、稽古場では東京・足立新田高の同級生でもある幕下上位の羽出山(23)を相手に「前に出て勝てるようになってきて、力はついているのかな」と95キロの軽量ながら前に出る相撲で自信を深めてきた。

 部屋の兄弟子の三段目・清乃海(26)もこの日、序二段・木瀬の海(21=木瀬部屋)を寄り切って6戦全勝。初めての各段優勝を目指す東俊隆は「あと1番しっかり勝って、同部屋で(優勝)決定戦やりたいなと思っています」と7戦全勝を見据えた。

 もう一つの三段目全勝対決は、36歳のベテラン・勝誠(境川部屋)が中国出身の大青山(22=荒汐部屋)を寄り切って6連勝とした。これで三段目の優勝争いは、東俊隆、勝誠、清乃海の3人に絞られた。

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