坂本花織 日本勢初の連覇達成もジャンプミスに涙「ホントに自分が情けない」

2023年03月24日 21:37

フィギュアスケート

坂本花織 日本勢初の連覇達成もジャンプミスに涙「ホントに自分が情けない」
<世界フィギュアア女子フリー>演技を終え号泣していた坂本花織だがやっと笑顔(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 フィギュアスケートの世界選手権第3日は24日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われ、女子フリーで坂本花織(シスメックス)がフリー145.37点、合計はシーズンベストとなる224.61点をマークし、全種目を通じて日本勢初の2連覇を達成した。女子で連覇を達成したのは16、17年に優勝したエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)以来。
 滑り終えた坂本は手で顔を覆い、キスアンドクライでは涙を見た。得点源の3回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプで、フリップが1回転に。坂本はインタビューで、初出場だった同じ会場で行われた19年の世界選手権で終盤の3回転フリップが1回転になったミスを振り返り「4年前と同じさいたまスーパーアリーナでの世界選手権のリベンジと思って挑んだんですけど、全く同じミスをしてしまって。ホントに自分が情けないというか、何のために練習してきたのかという感じになった」と語った。

 それでも「その後すばやく気持ちを切り替えることができたので、結果としてつながったと思う」とし、観客の大きな歓声に「大きな声援が力になった」と感謝した。

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