金谷拓実はナイスパーセーブから7バーディー 64で暫定首位「1打1打自信を持ってプレーできた」

2023年03月30日 17:08

ゴルフ

金谷拓実はナイスパーセーブから7バーディー 64で暫定首位「1打1打自信を持ってプレーできた」
<東建・第1日>12番、ティーショットを放つ金谷拓実(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 東建ホームメイト・カップ第1日 ( 2023年3月30日    三重県 東建多度CC名古屋=7062ヤード、パー71 )】 ツアー通算3勝の金谷拓実(24=Yogibo)が7バーディー、ボギーなしの7アンダー、64で回った。ホールアウト時点で今平周吾とともに首位に立ち「ショットの調子も良かったし、パッティングも決まってくれて天気も良かった。良い条件の中で良いプレーができたかなと思う」と頬を緩めた。
 インから出て2ホール目の11番パー4でピンチが訪れた。ティーショットを左に大きく曲げてラフへ。300ヤード近く残り、前方には木がありグリーンを狙えない状況から、アイアンでフックを掛けてレイアップ。残り120ヤードからの第3打を50センチに寄せてパーを拾った。

 ナイスパーセーブで落ち着きを取り戻すと、続く12番パー5でアプローチを1メートルに寄せてバーディー、13番パー3では第1打を1・5メートルにつけて連続バーディーで波に乗った。16、17番でも連続バーディー。後半も3バーディーを重ねた。

 19年三井住友VISA太平洋マスターズでアマチュア優勝を飾った逸材も21年のこの大会を最後にツアー優勝から遠ざかる。

 頂点を目指し昨年終盤から呼吸法や歩き方を意識。「ミスが続くと呼吸も歩くスピードも話すスピードも速くなる。いつも同じペースで歩き、深く呼吸をするようにしている」。地道な努力が好スコアに結びつき、今年2月にはオマーンで開催されたアジアツアーで初優勝。久々の優勝で自信を取り戻した。この日も「自信を持って1打1打プレーできた」と胸を張った。

 同組で回った石川遼の存在も好スコアを後押しした。金谷は「学生の頃から予選ラウンドも一緒に回ることが多くて、いつもリズムよくプレーできる」と話した。その理由については「スターだから」と回答して報道陣の爆笑を誘ったが、同じ組み合わせで回る第2日に向けて「明日も楽しみ」とうなずいた。

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