瀬戸大也、200M個メも制し2冠! 400Mに続き世界選手権代表内定「夏、タイムを出せるように」

2023年04月06日 17:52

競泳

瀬戸大也、200M個メも制し2冠! 400Mに続き世界選手権代表内定「夏、タイムを出せるように」
<第99回日本選手権水泳競技大会 3日目>男子200メートル個人メドレー決勝で力泳する瀬戸(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【競泳日本選手権第3日 ( 2023年4月6日    東京アクアティクスセンター )】 世界選手権(7月、福岡)の日本代表選考会を兼ねた競泳日本選手権は6日、東京アクアティクスセンターで大会3日目の種目が行われた。男子200メートル個人メドレー決勝では、瀬戸大也(28=CHARIS&Co.)が1分56秒62で2年ぶり4度目の優勝を果たした。派遣標準記録(1分57秒94)を上回るタイムで頂点に立ち、400メートル個人メドレーに続き、世界選手権代表に内定した。9日の選考委員会で正式決定する。
 予選は1分57秒98で全体1位通過し「気持ちよく泳げた。まだまだタイムは上がりそう」と余力を残して決勝に駒を進めていた。その言葉通り、得意の平泳ぎでトップに立って圧倒した。「タイムが出なくてちょっと悔しいですけど、代表の内定はいただけたので、しっかりと夏、タイムを出せるようにしたいなと思います」と語った。

 今大会は5種目にエントリーしたが、5日の200メートル自由形は予選のみに出場して、決勝を棄権。この日の200メートルバタフライも棄権した。7日の200メートル平泳ぎも予選のみに出場する方針だ。実力的には個人メドレー以外の種目でも代表入りは十分に可能だったが、世界選手権の日程を考慮して個人メドレー2種目に絞った。

 自国開催の世界選手権は24年パリ五輪への試金石となる大会。昨夏の世界選手権(ブダペスト)個人メドレー2冠のレオン・マルシャン(20=フランス)との距離を見極めるためにも「他の種目に出て言い訳をつくりたくない」と本命種目に集中する。

おすすめテーマ

2023年04月06日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム