大栄翔「あの経験があったからよかったと言いたい」逆転V逸の悔しさ糧に大関獲りへ「突き押し究める」

2023年04月19日 16:42

相撲

大栄翔「あの経験があったからよかったと言いたい」逆転V逸の悔しさ糧に大関獲りへ「突き押し究める」
20番の申し合い稽古を行った大栄翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の小結・大栄翔(29=追手風部屋)が19日、埼玉県草加市の同部屋で20番の申し合い稽古を行った。この日は十両・大奄美(30)と7番。残りは大喜翔(22)や大飛翔(19)ら三段目力士を相手に稽古をつけながら取った。
 春場所は優勝決定戦で関脇・霧馬山(26=陸奥部屋)に敗れて惜しくも2度目の賜杯を逃した。2場所連続2桁勝利を挙げており、成績次第では夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)後の大関昇進にも期待がかかる。「先場所悔しい思いをした分、良い結果を残したい。“あの経験があったからよかった”と今後言いたいですね」。悔しさを糧に、雪辱を誓った。

 先場所勝った12番のうち、琴ノ若に突き落としで逆転勝ちした1番以外は全て「押し出し」「突き出し」「突き倒し」といった持ち味を発揮した内容が決まり手に表れている。「安定感という意味では四つも取り入れたいと思っているけど、それは突き押しをもっと究めてから」。まずは大関昇進を目指し、得意技で迷いなく突き進んでいく。

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