翔猿が申し合い再開で13番「もっと体力をつけていかないと」三役復帰目指す夏場所へ課題明確

2023年04月19日 19:05

相撲

翔猿が申し合い再開で13番「もっと体力をつけていかないと」三役復帰目指す夏場所へ課題明確
13番の申し合い稽古を行った翔猿(左)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 大相撲の小結・翔猿(30=追手風部屋)が19日、埼玉県草加市の同部屋で13番の申し合い稽古を行った。
 この日から春場所後初めての実戦稽古を再開。関取衆とは取らず、大喜翔(22)や大雄翔(21)ら三段目力士を相手に連続で13番。「格下相手だったので胸を出す感じで」と、いなしたり四つに組んだりと動きを確認した。「久しぶりに相撲を取ったので疲れました。(三段目力士たちが)強くて驚きました。元気ですね」と苦笑い。ここからペースを上げていく予定で「ちょっとずつやっていこうかな」と、巡業での申し合い稽古参加にも意欲を見せた。

 小結2場所目となった春場所は、初日から大関・貴景勝を破るなど3連勝の好スタートを切ったが、後半戦の6連敗が響いて6勝9敗の負け越し。「なかなか厳しい場所でした」と振り返った。今後の課題は体力の維持。上位総当たりでは体にかかる負担も大きく「疲れるしどこか痛める。負けが込むと変な相撲になってケガしがちになる。もっと体力をつけていかないと。食欲もなくなるので(体重を)減らさないように気をつけています」と日々の苦労を明かした。。

 土俵いっぱいに動き回る若々しい相撲が魅力の小結は、今月24日には31歳の誕生日を迎える。平幕に番付を落として迎える夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)へ「三役に戻りたいですね」と意気込んだ。

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