NBAの“初代クラッチ王”はキングスのフォックス 土壇場での底力を評価される
2023年04月19日 11:05
バスケット
2017年のドラフト全体5番目に指名されたフォックスは6シーズン目となった今季に73試合に出場して平均25・0得点、4・2リバウンド、6・1アシストをマーク。3点シュートの成功率は32・4%といまひとつだったが、残り5分を切って5点差以内のケースで適用対象となるクラッチ・タイムでは該当39試合(159・9分)でリーグ最多の194得点を挙げていた。
ウォリアーズとのプレーオフ1回戦の2試合でもクラッチタイムで8得点と5得点を記録。3人連記の投票(1位5点+2位3点+3位1点)では1位票を100人中91人から集め、合計460ポイントで次点となったジミー・バトラー(33=ヒート)に356ポイントの大差をつけた。
なおキングスの選手が各受賞部門に名を連ねたのは、2010年にステフィン・カリー(35=ウォリアーズ)を退けて新人王となったガードのタイリーク・エバンス(33)以来、13年ぶり。このあと発表される最優秀監督賞ではマイク・ブラウン監督(53)の受賞も予想されている。