金田「65」で首位発進 27歳プロ2戦目 親子3代ゴルファー「自信を持ってプレーしたい」

2023年04月28日 05:10

ゴルフ

金田「65」で首位発進 27歳プロ2戦目 親子3代ゴルファー「自信を持ってプレーしたい」
<中日クラウンズ・第1日>18番、セカンドショットの行方を見つめる金田直之(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 中日クラウンズ第1日   6557ヤード パー70 ( 2023年4月27日    愛知県 名古屋GC和合C )】 プロとしてツアー2戦目の金田直之(27=美里ゴルフセンター)が6バーディー、1ボギーの5アンダー、65をマーク。吉田泰基(25=東広野GC)と並んで、首位スタートを決めた。金谷拓実(24=Yogibo)は66で回り、1打差の3位につけた。
 ツアー2戦目の金田が難関・和合で首位に立った。1番で1メートルを沈めて幸先よくバーディーを奪うと、7番からは3連続バーディー。後半も1つスコアを伸ばして65をマークした。2週前の関西オープンでは79を叩き、147位発進で予選落ち。ほろ苦い思い出となったプロ初戦とは一転、上々の初日を終え、「ティーショット、セカンドともに良かった」とうなずいた。

 祖父・伊能一郎はプロゴルファー。日大ゴルフ部出身の父・二郎さんは川岸良兼や鈴木亨と同期で「絶対に勝てない」とプロになることを諦めたものの、川岸のキャディーを務めたこともあるゴルフ一家に生まれた。小学生の頃はサッカーに励んだものの、「自分次第でどうにもなるのはおもしろい」と個人競技の魅力に引かれ、10歳からゴルフを始めた。中央学院大4年の17年にプロ転向。なかなか結果が出なかったが、ようやく昨年の最終予選会で27位に入りレギュラーツアーの挑戦権を得た。

 一家の夢を背負う27歳。「今後のいい経験になる。自信を持ってプレーしたい」と闘志を燃やした。

 ◇金田 直之(かねだ・なおゆき)1996年(平8)2月26日生まれ、千葉県出身の27歳。10歳からゴルフを始める。拓大紅陵高を経て中央学院大に進学。17年11月にプロ転向。22年のQTでファイナルに初進出。QTランキング27位。家族は両親と弟。得意クラブはアイアン。1Wの飛距離は290ヤード。1メートル74、70キロ。

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