NFLドラフトがスタート 全体トップ指名はアラバマ大のQBヤング

2023年04月28日 10:00

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NFLドラフトがスタート 全体トップ指名はアラバマ大のQBヤング
NFLドラフトでトップに指名されたアラバマ大のヤングとグッデル・コミッショナー(AP) Photo By AP
 NFLのドラフトが28日にミズーリ州カンザスシティーで始まり、全体トップでアラバマ大のQBブライス・ヤング(21=178センチ、93キロ)がパンサーズに指名された。
 ヤングは20年シーズンでのアラバマ大の全米王座獲得に貢献。年間最優秀選手に贈られるハイズマン賞も受賞した。在籍期間中のチーム成績は30勝4敗。米国の長さの単位での身長は5フィート10インチ&1/8インチで、6フィート(183センチ)未満のQBが1巡目で指名されたのは、5フィート11インチ&3/4インチだった14年のジョニー・マンジール(テキサスA&M=全体222番目にブラウンズが指名)と、5フィート10インチ&1/8インチ19年のカイラー・マーリー(オクラホマ大=全体トップでカージナルスが指名)に続いて史上3人目となった。

 アラバマ大学の選手がNFLのドラフトで全体トップで指名されたのは1948年のハリー・ギルマー(レッドスキンズQB兼RB、DB)以来、75年ぶり。パンサーズでは11年ドラフトで全体トップで指名して16年のスーパーボウル進出にも貢献したキャム・ニュートン(33)が20年にペイトリオッツに移籍し、21年に再びパンサーズに戻ってきたが、昨季はプレーしておらず、チームはここ4季連続で負け越している。

 パンサーズに続いてテキサンズは2番目でオハイオ州立大のQB、C・J・ストラウド(21=191センチ、97キロ)を指名。同選手は昨季にオハイオ州立大を11勝1敗の好成績に導き、所属カンファレンス(ビッグ10)の最優秀攻撃選手賞に選出されていた。

 テキサンズは3番目の指名権も持っており、ここではヤングのチームメートでもあったアラバマ大のラインバッカー(LB)ウィル・アンダーソンJR(21=193、110キロ)を指名している。

 NFLのドラフトは28日に2~3巡目、29日に4~7巡目の指名が行われ、計259人が名前をコールされることになっている。

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