第8シードのヒートが準決突破に王手 24年ぶり2チーム目の快挙まであと1勝 

2023年05月09日 10:53

バスケット

第8シードのヒートが準決突破に王手 24年ぶり2チーム目の快挙まであと1勝 
ヒートを引っ張ったバトラー(AP) Photo By AP
 東の第8シードでポストシーズンを迎えているヒートは8日、地元マイアミ(フロリダ州)で準決勝シリーズの第4戦に臨み、第5シードのニックスを109―101(前半56―49)で退けて3勝1敗。ジミー・バトラー(33)が27得点と6リバウンド、10アシスト、2スティール、2ブロックショットをマークすれば、バム・アデバイヨ(25)も23得点と13リバウンドを稼ぎ、2年連続の東地区決勝進出に王手をかけた。
 バトラーは足首を痛めてこのシリーズの第2戦を欠場したが、今ポストシーズンでは8試合に出場して平均33・5得点。これはレギュラーシーズンの22・9得点を大幅に上回っており、今季2人で計30・8得点を挙げながら故障で離脱したタイラー・ヒーロ(23)とビクター・オラディーポ(30)の“穴”を埋めている。

 ヒートは今季44勝38敗で東地区全体の7位だったが、プレーイン・トーナメント初戦で8位のホークスに敗れ、2戦目に勝ってプレーオフに進出したために第8シード。プレーオフ出場チームが12チームから16チームに増えた1984年以降、第8シードが東西の地区決勝(カンファレンス決勝)に駒を進めたのは、ヒートが対戦しているニックスが1999年に成し遂げているだけで、あと1勝すれば24年ぶり2チーム目となる。

 ヒートのハードなディフェンスに苦しめられているニックスはジェイレン・ブランソン(26)が32得点と11アシストをマーク。ジュリアス・ランドル(28)も20得点を稼いだものの、勝負どころの第4Qの残り3分で6反則目を犯して退場となった。ニックスがリードしたのは第1Qの計33秒間のみ。今プレーオフでは8年ぶりに1回戦を突破(キャバリアーズに4勝1敗)したが、準決勝では崖っ縁に立たされた。

 <ヒートのポストシーズン>
 ▼プレーイン・トーナメント
(1)●*105―116○ホークス
(2)○*102―91●ブルズ
 ▼東地区1回戦(対バックス=4勝1敗)
(1)○130―117
(2)●122―138
(3)○*121―99
(4)○*119―114
(5)○128―126(延長)
 ▼東地区準決勝(対ニックス=3勝1敗)
(1)○108―101
(2)●105―111
(3)○*105―86
(4)○*109―101
 *はホームゲーム

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