レイカーズが準決勝突破に王手 ウォーカー4世が4Qだけで全15得点 八村は2得点
2023年05月09日 13:47
バスケット
レブロン・ジェームズ(38)は43分出場して27得点、10リバウンド、6アシスト、アンソニー・デービス(30)は23得点と15リバウンド、オースティン・リーブス(24)も21得点を記録。チームの3点シュート成功は25本中6本のみだったが、土壇場の攻防を制して貴重な白星をもぎとった。
八村塁(25)は10―11で迎えた第1Qの6分11秒から登場。フリースローは2本決めたものの、ジェームズのパスを受けて放ったゴール下のシュートは、ウォリアーズのケボン・ルーニー(27)にブロックされた。第2Qと第3Qはシュート機会なし。ウォリアーズのスモール・ラインアップ(4Q開始時の平均身長は196・2センチ)に対応するためにダービン・ハム監督(49)が“3ガード制”にこだわったこともあって、第4Qはほとんど出場機会もなくなって結局14分の出場で2得点と3リバウンドに終わった。
昨季のファイナルを制したウォリアーズではステフィン・カリー(35)が42分出場して31得点、10リバウンド、14アシストでプレーオフ3回目のトリプルダブルを達成。しかしレイカーズの密着マークにあって3点シュートの成功は14本中3本のみだった。アンドリュー・ウィギンス(28)は17得点、クレイ・トンプソン(33)は15得点を稼いだもの大詰めで競り負けた形。チーム全体の3点シュートの成功率も29・3%(41本中12本)と低調だった。
9シーズン目のスティーブ・カー監督(57)はすでに4回のファイナル優勝を達成しているが、プレーオフで西地区のチームに対しては今季1回戦のキングスを含めて全19回のシリーズをすべて制覇。しかしレイカーズを前にして“不敗記録”の継続には赤信号が点灯している。
なおこのシリーズの第5戦はウォリアーズの地元サンフランシスコ(カリフォルニア州)で10日に行われる。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場5分49秒=2得点)
*8分9秒・フリースロー2本=○○
(1)8分36秒・右サイドからインサイドにカット。ジェームズのパスを受けてゴール下でシュートしたがルーニーにブロックされる=×
▼第2Q(出場3分35秒=シュート機会なし)
▼第3Q(出場4分9秒=シュート機会なし)
▼第4Q(出場8秒=シュート機会なし)
<地区第7シードの準決勝成績>
▼1987年=○スーパーソニックス(4勝2敗=第6シード・ロケッツ)
▼1989年=●ウォリアーズ(1勝4敗=第3シード・サンズ)
▼1991年=●ウォリアーズ(1勝4敗=第3シード・レイカーズ)
▼1998年=●ニックス(1勝4敗=第3シード・ペイサーズ)
▼2010年=●スパーズ(0勝4敗=第3シード・サンズ)
▼2023年=?レイカーズ(3勝1敗=第6シード・ウォリアーズ)
<レイカーズ今季の対ウォリアーズ>
☆レギュラーシーズン
▼22年10月18日=●109―123
▼23年2月11日=○109―103
▼23年2月23日=○*124―111
▼23年3月5日=○*113―105
☆プレーオフ西地区準決勝
▼23年5月2日=○117―112
▼23年5月4日=●100―127
▼23年5月6日=○*127―97
▼23年5月8日=○*104―101
*はロサンゼルスでの試合
おすすめテーマ
2023年05月09日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
レイカーズが準決勝突破に王手 ウォーカー4世が4Qだけで全15得点 八村は2得点
-
女子7人制ラグビー、ウクライナ代表のコザチュクが「地元」袋井で決意表明
-
第8シードのヒートが準決突破に王手 24年ぶり2チーム目の快挙まであと1勝
-
ナゲッツのヨキッチに罰金 サンズのオーナーへの“ラフプレー”で処分 出場停止は免れる
-
ミッド世代No.1を決める「全日本ミッドアマ」予選エントリー受付開始、全日本大会は兵庫・武庫ノ台GC
-
阿部詩が圧巻V4 パリ五輪代表入り決定的 柔道世界選手権
-
女子48キロ級・角田 パリ五輪へ前進の隙なしV3 女子史上3人目!無失点オール一本で決めた
-
【上水研一朗の目】相手の分析上回る角田の“自由自在”巴投げ
-
小林エンジェリーナ優姫“女子バレー界のヌートバーになる”「同じようにみんなを盛り上げたい」
-
照ノ富士 夏場所出る!伊勢ケ浜親方が出場明言「15日間取り切って、優勝を目指す」
-
千葉J・富樫 史上初の“3冠”照準「初戦から油断せずに」
-
兄も強し!阿部一がライバル丸山を破りV4 柔道世界選手権