金谷11バーディーで単独首位発進 2週連続Vへ「リズム」意識の呼吸法実践

2023年06月09日 04:43

ゴルフ

金谷11バーディーで単独首位発進 2週連続Vへ「リズム」意識の呼吸法実践
17番、テーショットを放つ金谷(撮影・上田 章博) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー ASO飯塚チャレンジド第1日 ( 2023年6月8日    福岡県 麻生飯塚GC=6809ヤード、パー72 )】 前週の日本ツアー選手権完全優勝でメジャーを初制覇した金谷拓実(25=Yogibo)が4連続を含む11バーディー、1ボギーの62で回り、10アンダーと単独首位に立った。雨天でもキレキレのショットでバーディーを量産し、2週連続Vへ好発進した。阿久津未来也(28=フリー)、宮本勝昌(50=シーミュージック)が2打差の2位につけた。
 出だしの「OKバーディー」で勢いに乗った。インスタートの金谷は10番、残り140ヤードの2打目を9Iでベタピン。これが11バーディーの始まりだった。「満足です。ショットの調子が凄く良くてパッティングも決まってくれた」。前週メジャー初制覇の勢いそのまま。11個のバーディーも、62も自己ベストを更新した。

 意識したのは「リズム」。今春から呼吸法を学ぶ。歩くスピードなどコース外でも心拍数を意識し、常に同じスピードで生きることを心がけている。5番パー3で唯一のボギーを叩いた後などは意識してゆっくり歩いた。ミス後も一定の心拍数を意識することで嫌な流れを断ち切った。

 この日は片山晋呉と同組だった。さまざまな器具を駆使し、工夫された練習の数々を見てきた。金谷は「向上心、ゴルフへの向き合い方など一流選手の証だと思います」と話すなど刺激になった。前週の激闘の疲労回復のために練習ラウンドを2回から1回に減らし、前日も昼寝を多くすることでリフレッシュ。2週連続Vへ、死角はない。

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