ベスト69のスポニチ担当記者が学ぶ、菅沼菜々がツアー初Vたぐり寄せたアプローチ

2023年10月21日 04:30

ゴルフ

ベスト69のスポニチ担当記者が学ぶ、菅沼菜々がツアー初Vたぐり寄せたアプローチ
10番、アプローチショットを放つ菅沼菜々 Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第2日 ( 2023年10月20日    兵庫県・マスターズGC=6495ヤード、パー72 )】 【ベスト69の記者山手あかりもマネしたいプロの練習法】ツアー初優勝をたぐり寄せたアプローチの練習法がどうしても知りたかった。リカバリー率7位の菅沼菜々(23=あいおいニッセイ同和損保)。8月のNEC軽井沢72でも、最終日18番で、グリーン右ラフからの難しい下りのアプローチをふわりと寄せてパーセーブ。プレーオフに進み、悲願を成就させた。
 そんなショートゲームの名手が精度を高めるために行っているのが、SWで3、5、8ヤードの地点にキャリー距離で落とす練習。狙いについては「(クラブの)入りと振り幅の感覚を合わせるためにやっています」と説明した。

 安定したアプローチを打つ上で体重移動をしないことは大前提で、最も重要視するのはクラブの入り方。調子が悪い時には1ヤードの地点にキャリー距離で落とす基礎練習を行う。「奇麗にクラブが入らないと、1ヤード先に落とせない。アマチュアの方で1ヤード先に落とすのは難しいと思う」。難度は高いものの、この距離であれば、自宅でもできるため、アマチュアにもおすすめの練習法という。

 実際にやってみるとこれがなかなか難しい。少しダフってしまうと2度打ちになったり、トップしてしまうと1ヤードのポイントに落とせなかったり…。スコアメークの要といっても過言ではないショートゲーム。クラブの入りを意識しながら、1ヤード先にボールを落とせるよう今日からコツコツ始めようと思う。(山手 あかり)

 ◇山手 あかり(やまて・あかり)1999年(平11)生まれ、大阪府出身。21年4月入社。デジタル部門を経て23年1月からゴルフ担当。8歳でゴルフを始める。大阪桐蔭高、名古屋商大でゴルフ部。ベストスコアは69。

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