元関脇・寺尾の錣山親方死去 “井筒3兄弟”早すぎる死…兄も60歳、58歳で天に

2023年12月17日 21:46

相撲

元関脇・寺尾の錣山親方死去 “井筒3兄弟”早すぎる死…兄も60歳、58歳で天に
錣山親方(元関脇・寺尾) Photo By スポニチ
 「鉄人」と呼ばれ、闘志あふれる取り口でファンも多かった大相撲の元関脇・寺尾の錣山親方(本名・福薗好文=ふくぞの・よしふみ)が死去したことが17日、分かった。60歳だった。
 錣山親方は「もろ差しの名人」と言われた元関脇・鶴ケ嶺の三男として生まれ、父が師匠の井筒部屋に入門。79年名古屋場所で初土俵を踏んだ。長男・鶴嶺山(元十両)、次男・逆鉾(元関脇、元井筒親方)とともに3兄弟として土俵を沸かせた。

 だが、長男の元十両鶴嶺山、福薗好政さんは20年3月28日に急性心不全のため60歳で死去、次男の元関脇・逆鉾で、もろ差しの名人として知られた福薗好昭さんは19年9月16日、すい臓がんなどの闘病の末、58歳で死去。“井筒3兄弟”3人とも早すぎる死となってしまった。

 錣山親方は20年に長兄を亡くした時に「ぽつんと1人残されてしまった。寂しいし、つらい」と吐露。自室には両親と兄2人の遺影を並べており「昨晩(15日)は写真を見ながら兄弟3人で酒を飲んだ」としみじみ語っていた。

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