宇良、冬巡業で地元・大阪入り 来年初場所での新三役濃厚にした九州場所「ほぼ奇跡」験担ぎは「ごみ拾い」

2023年12月17日 14:44

相撲

宇良、冬巡業で地元・大阪入り 来年初場所での新三役濃厚にした九州場所「ほぼ奇跡」験担ぎは「ごみ拾い」
豊昇龍(左)と大栄翔の稽古を土俵下から見守る宇良(左端) Photo By スポニチ
 大相撲の冬巡業が17日、堺市であり平幕・宇良(31)は他の関取衆による申し合い稽古の後、関脇・琴ノ若(26)にぶつかり稽古でぶつかった。
 先月の九州場所では、自己最高位の西前頭筆頭で8勝と勝ち越し、来年初場所(1月14日初日・両国国技館)での新三役昇進を濃厚にした。初日から5連敗発進も中盤以降立て直して12日目からは4連勝フィニッシュ。

 「ほぼ奇跡です。実力ではたどり着けないところへ行けた」。25日の番付発表を待つ身だが、その心境や初場所へ向かう気構えについて「何も変わりません」と平常心で準備を進めていく。

 今月3日、熊本県八代市から始まった冬巡業は列島を北上して11カ所目。大阪府寝屋川市出身、兵庫県西宮市にある関西学院大から角界入りした業師は、巡業会場で母校の京都・鳥羽高の先輩や大学の同級生とも歓談したという。

 小学5年で出場したわんぱく相撲以降、何度も試合をした大浜公園相撲場が隣接。地元の相撲ファンと交流した質問コーナーでは、自身の験担ぎにいて「ゴミを拾ったり、よいと思う行動です」、最近の一番高い買い物は?との質問にも「買ってません」。ミニマリストらしい受け答えで歓声を誘った。

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