鍵山優真 ジャンプ転倒に「ひたすら悔しい」 SP3位から臨むフリーは「攻める演技を」

2023年12月21日 21:24

フィギュアスケート

鍵山優真 ジャンプ転倒に「ひたすら悔しい」 SP3位から臨むフリーは「攻める演技を」
全日本選手権男子SP、演技する鍵山優真(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全日本選手権 ( 2023年12月21日    長野市ビッグハット )】 男子SPが行われ、鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は93・94点で3位スタートとなった。
 「ひたすら悔しくて…」。そう振り返った演技は、冒頭の4回転サルコーで転倒。続く4回転―3回転の連続トーループ、後半のトリプルアクセル(3回転半)を決めながらも、首位発進した宇野昌磨(トヨタ自動車)とは10点以上の差をつけられた。

 「6分間練習の時から緊張感を感じていて。自分の準備をしている間に、気づいたらポーズをして立っていて、気づいたら失敗していた」

 独特の空気感がある全日本選手権。その雰囲気にのまれるような形で冒頭にミスが出た。だが、その後は大きなミスなくフィニッシュ。「最低限はできた」と語る。

 「ここまで来たら守るものはないので。全力で、攻めるような演技をしたい」。そう言葉に力を込め、フリーでの巻き返しを誓った。

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