宇野昌磨 2年連続6度目Vへ貫禄のSP首位発進 調子「あまり良くない」それでも唯一の100点超え

2023年12月21日 20:12

フィギュアスケート

宇野昌磨 2年連続6度目Vへ貫禄のSP首位発進 調子「あまり良くない」それでも唯一の100点超え
<フィギュア全日本選手権第1日>男子SP、演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全日本選手権第1日 男子SP ( 2023年12月21日    長野市ビッグハット )】 男子SPが行われ、前回覇者の宇野昌磨(26=トヨタ自動車)が104・69点をマークし首位発進。連覇に王手をかけた。山本草太(23=中京大)が94・58点で2位、鍵山優真(20=オリエンタルバイオ・中京大)は93・94点で3位だった。
 宇野は序盤の大技4回転フリップなどジャンプを着実に着氷。スピン、ステップも最高レベル4でそろえた。

 演技を終え、「6分間練習から、直前の氷上に乗った時からコンディションあまり良くないっていうのを感じていた。スピードを落として、ステファン(・ランビエールコーチ)も言ってましたけどシンプルに丁寧に。そのような演技になったのかな」と振り返った。

 不調の中でも「できないコンディションの中で、どのようにしたらその最大限が出せるか。そういう演技がしっかりできた。滑った感触がよくない中でよくやったという演技になった」と納得の表情。

 フリーに向けて、「どうなるかわからないけれど、今日までの練習っていうものには何も後悔はない。この試合でも自分が選択ならどんな演技をしても後悔はない。このハイレベルな戦いの中、引っ張っていける一員にちゃんとなれるように。皆さんの目標でいられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 四大陸選手権優勝の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は93・91で4位、前回3位の友野一希(上野芝ク)は86・88で6位、前回準優勝の島田高志郎(木下グループ)は76・57で11位だった。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年12月21日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム