バスケ女子日本 運命のカナダ戦で前半4点リード!宮崎&エブリンが12得点、勝てば3大会連続五輪出場

2024年02月11日 23:41

バスケット

バスケ女子日本 運命のカナダ戦で前半4点リード!宮崎&エブリンが12得点、勝てば3大会連続五輪出場
馬瓜エブリン Photo By 代表撮影
 【バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選   日本ーカナダ ( 2024年2月11日    ハンガリー・ショプロン )】 バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選が11日、ハンガリー・ショプロンで行われ、日本(世界ランク9位)はカナダ(同5位)と対戦。勝てば3大会連続となるパリ五輪切符を獲得する前半は50ー46と4点リードで折り返した。
 初戦のスペイン戦は林咲希(28=富士通)が3ポイント(P)シュートを8本試投で6本成功。脅威の3P成功率75%を記録するなど86-75で勝利して、パリ五輪出場へ王手をかけた。しかし地元ハンガリーと対戦した第2戦。完全アウェーの空気にのまれて、75ー81で敗戦し、五輪出場は最終戦に持ち越し。そして全4チームが1勝1敗で、全チームに敗退の可能性がある大混戦で迎える最終戦となった。

 この試合も、これまでの2戦と同じく山本麻衣(24=トヨタ自動車)、宮崎早織(28=ENEOS)、赤穂ひまわり(25=デンソー)、高田真希(34=デンソー)、林の5人が先発出場した。

 第1クオーター(Q)は残り9分37秒に宮崎のレイアップシュートがこの試合初得点。その後もスピードを生かしたバスケットボールで得点を重ねた。しかし高田と途中出場の馬瓜エブリン(28=デンソー)が2ファウルを犯してしまった。20―20でこのクオーターを終えた。

 第2Qも引き続きスピードを生かしながら残り6分3秒にエブリンがチーム初の3Pシュートを決めると、残り5分25秒に赤穂がレイアップシュートを決めて6点差に広げた。さらに残り5分11秒でもエブリンが2本連続となる3Pシュートを決めるなどこのクオーターだけで10得点を挙げた。前半は4点リードして折り返した。

 前半は宮崎とエブリンがチームトップの12得点。続いて2本の3Pシュートを決めた山本が10得点をマークした。そしてこの2試合出場がなかった本橋菜子(30=東京羽田)、野口さくら(22=アイシン)もコートに立ち、これでチーム全員が最終予選で出場した。

 【パリ五輪切符獲得の条件】
 4チーム中上位3チームが五輪出場権を得られる。日本はカナダに勝てば自力で切符獲得となり、負けた場合もハンガリーがスペインに勝った場合は1勝2敗で並ぶスペインを当該成績で上回り、3位で突破となる。

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