織田信成、国スポを上回る演技で魅了「成し遂げたいことはある」も競技続行は時間をかけて決断へ

2024年02月11日 19:05

フィギュアスケート

織田信成、国スポを上回る演技で魅了「成し遂げたいことはある」も競技続行は時間をかけて決断へ
優勝して表彰される織田信成 Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全大阪選手権大会 ( 2024年2月11日    大阪府立臨海スポーツセンター )】 フリーのみで行われた選手権男子の部で織田信成(36=大阪スケート倶楽部)が150・57点で優勝した。スコアは1月30日に北海道・苫小牧で行われた国民スポーツ大会冬季大会の148・16点を上回った。
 「国スポでは気合が入り過ぎちゃって本番に疲れが残ってしまった。今回はしっかり練習しつつ、疲労を残さないようにして挑みました。今季一番いい演技。4回転をもうちょっときれいに跳びたかった」と冒頭で着氷がやや乱れた4回転トーループを反省したが、転倒はなく、切れのある全盛時のイメージに近づいていた。

 復帰2年目で「スケーターとしての筋力が戻ってきている」感触もある。手続きの不備で出場できなかった全日本選手権など「やり遂げたいことはある」とも話す。ただ、来季の競技継続については「こればっかりは自分一人で決められない。家族やサポートしていただいている方々と話し合って決めたい」とGOサインは保留した。

 織田は今月23日から3日間行われるプリンスアイスワールド滋賀公演(滋賀県立アイスアリーナ)に宇野昌磨、荒川静香さん、安藤美姫さん、本田真凜さんらと出演。自身でアイスショーを立ち上げる計画もあり、今後の決断は時間をかけて考える方針だ。

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