競泳パリ五輪代表の主将は水沼「皆が居心地の良いチームに」前世は魚?の逸話も

2024年03月30日 12:06

競泳

競泳パリ五輪代表の主将は水沼「皆が居心地の良いチームに」前世は魚?の逸話も
笑顔でガッツポーズする主将に就任した水沼(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 パリ五輪競泳日本代表の主将が男子100メートルバタフライの水沼尚輝(27=新潟医療福祉大学職)に決まった。19年に初めて代表入りし、五輪は準決勝で敗退した21年東京五輪に続く2大会連続の出場となる。
 副主将は松元克央(27=ミツウロコ)に決定。21年12月の世界短水路選手権でも水沼が主将、松元が副主将を務める予定だったが、コロナ禍で日本選手団の派遣が中止された経緯があり、幻の同級生タッグが3年ぶりに実現する。梅原監督は30日に都内で公開された合宿後に「経験豊富な二人で、まとめる力があると判断して指名した」と説明した。

 水沼は「僕自身初めてのA代表の主将なので、正直、右も左も分からないところはあるが、これまでの自分の経験を生かしながらやりたい。リーダーになって先導するというよりは、みんなが足並みをそろえてるところの背中を上手に押してあげるイメージで動いていこうと思う。今回は若手も多いので、そういう選手たちとコミュニケーションをとって、みんなが本当に居心地の良いチームにできれば」と語った。

 幼少時代は栃木県の実家にある観賞用の池で鯉(こい)と一緒に泳ぐのが大好きで、家族から「前世は魚だったんじゃないか…」と言われていた逸話の持ち主。俳優で歌手の福山雅治の大ファンで、練習拠点を置く新潟で9月に開催されるライブに行くことを五輪後の楽しみにしている。花の都で好結果を出して“ましゃ”に吉報を届けることが目標だ。

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