渋野伸ばせず73 123位発進 14番で2メートル外し「もったいなかった」

2024年03月30日 03:00

ゴルフ

渋野伸ばせず73 123位発進 14番で2メートル外し「もったいなかった」
第1ラウンド、9番でティーショットを放つ渋野日向子。1オーバーで123位(共同) Photo By 共同
 米女子ゴルフツアーのフォード選手権第1日が28日、アリゾナ州サビル・クラブ(パー72)で行われ、渋野日向子(25=サントリー)は1バーディー、2ボギーの73と伸ばせず、1オーバーの123位と出遅れた。日本勢最上位はともに68で回った畑岡奈紗(25=アビームコンサルティング)と西村優菜(23=スターツ)で、首位と5打差の32位での滑り出しとなった。
 渋野は悔しさを隠せなかった。イーブンパーで迎えた後半14番パー3。約2メートルをカップに蹴られて3パットのボギーとすると険しい表情を浮かべた。「もったいなかった」。伸ばし合いの展開の中で73は123位と苦しい滑り出しとなった。

 パー5の2番でボギーが先行し、出はなをくじかれる。「パー5で取れなかったのが残念」。パーオン率66・67%と2打目以降のショットでチャンスをつくりきれなかった。

 本格参戦3年目の今季はここまで3試合に出場し、直近2戦は予選落ちと苦戦が続く。まずは第一関門の予選突破に向け、ビッグスコアが求められる。「伸ばすしかないので頑張りたい」と自らに言い聞かせるように語った渋野。現状を打破すべく、25歳は懸命にもがいている。


 《奈紗復調のノーボギー68》 畑岡はボギーなしの4バーディーで68をマークした。「ボギーフリーで回れたことは良かった」と一定の評価を口にした一方、32位での滑り出しに「イーブンパー(で回った)くらいの気持ち」と率直な心境を明かした。今季初の予選落ちだった前週からショットが復調。4番パー3ではピン右20センチに寄せる一打でバーディーを奪った。残り54ホールの戦いへ、「もっと伸ばせるように頑張りたい」と気合十分だった。

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