坂本花織「負けられへん!」若手台頭&対ロシアも世界女王のプライド

2024年05月06日 14:17

フィギュアスケート

坂本花織「負けられへん!」若手台頭&対ロシアも世界女王のプライド
今季や来季について語った坂本花織 Photo By スポニチ
 フィギュアスケート女子で世界選手権3連覇を達成した坂本花織(シスメックス)が6日、都内で合同取材会を行った。世界女王を防衛し、GPファイナル、全日本選手権も制した今シーズンを「調子の波も大きくなく良い成績をキープして世界選手権まで走っていけた」と振り返った。
 プレ五輪イヤーとなる来季のプログラムを振り付けるため、この日カナダに出発する。SPはロヒーン・ワード氏、フリーはマリーフランス・デュブレイユ氏がそれぞれ振り付ける予定で「振付師さんごとに私のイメージが違う。引き出しをつくり出してもらうのが楽しい」と前向きに語った。

 構成については「来季はルッツ2本、フリップ2本をやってみたい。それが一番、現実的な目標」と見通しを語り「内容重視で頑張りたい」と強調。26年ミラノ五輪を見据えて「2年後につながるシーズンにできたら」と話した。

 国内では若手が台頭。「とにかく前だけを見て突っ走ってくる選手は、本当に自分の力を爆発させた時って凄い演技をする」と評する一方で「それに自分も負けてられない!っていう気持ちも芽生えてくる。お互い良い刺激になっているんじゃないかなと思う」と語る。

 海外に目を向ければ、現在は不在の強豪ロシア勢との戦いもある。女子に4回転時代が到来した時期は自分を見失ったと言うが、銅メダルを獲得した北京五輪シーズンを経た今は違う。ロシア勢が復帰した場合は「多少、動揺するかもしれない。それでも自分にとって良い刺激になる。負けられへん!という気持ちになるのかなと思います」と現役女王のプライドを見せた。

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