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【陸上】慶大生ハードラー・豊田兼、2種目で目指すパリ五輪「なじみのあるフランスへ…」

2024年06月26日 15:08

陸上

【陸上】慶大生ハードラー・豊田兼、2種目で目指すパリ五輪「なじみのあるフランスへ…」
会見を終え撮影に応じる豊田 Photo By スポニチ
 陸上のパリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権が、27日に開幕する。新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われ、参加標準記録突破の選手が優勝すれば代表入りが決まる。
 26日にスタジアム内で前日会見が開かれ、男子110メートル障害と400メートル障害にエントリーしている豊田兼(21=慶大)が出席。既に400メートル障害ではパリ五輪の参加標準記録をクリアしている中、今大会への抱負を語った。

 「日本選手権は良い思い出がないけど(今回は)いろんなものがかかった大会。緊張はしているけど、自信はついている。楽しみな部分が多い」

 セイコーゴールデンGPの400メートル障害で優勝。110メートル障害を含めて異例の2種目挑戦を続けており、両種目で決勝に進めば、4日間で5レースを走ることになる。タフな戦いは必至だが、父の出身国で行われる五輪に向け「初めての国際舞台が、自分にとってなじみのあるフランスというのはモチベーションになる。その切符をつかみに行きたい」と意気込んだ。

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