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【陸上】“モデルハードラー”田中佑美は2位に涙「とても悔しい」「もっともっと速くなれるように」

2024年06月30日 18:01

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【陸上】“モデルハードラー”田中佑美は2位に涙「とても悔しい」「もっともっと速くなれるように」
田中佑美 Photo By スポニチ
 【陸上・日本選手権最終日 ( 2024年6月30日    新潟・デンカビッグスワンスタジアム )】 女子100メートル障害決勝は、福部真子(日本建設工業)が12秒86(向かい風0・2メートル)で2年ぶり2度目の優勝を飾り、パリ五輪の代表に決まった。
 1メートル72の“モデルハードラー”田中佑美(富士通)は、12秒89で2位だった。パリ五輪参加標準記録12秒77もクリアできず、「パリに行きたい闘いだった。とても悔しい」と涙を浮かべた。

 異色の経歴を持つ。幼少期からクラシックバレエをたしなみ、夢は宝塚歌劇団のスターだった。高校で陸上をやめる予定だったが、全国総体2連覇を達成。宝塚音楽学校に入学するための願書まで用意したが、別の夢舞台を目指すために陸上に専念した経緯がある。

 昨年は世界選手権に初出場。今季はファッション誌「BAILA」とのコラボでモデル撮影にも挑戦するなど競技の枠を越え、活躍の幅を広げていた。

 パリ五輪出場は世界ランクでの可能性を残している。「できることはない。パリがあってもなくても、競技人生は続く。まだ25歳なので、もっともっと速くなれるように頑張ります」と前を向いた。

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