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【陸上】男子100mは坂井隆一郎が連覇!「勝ち切れたのは良かった」0秒01に3人ひしめく大接戦制した

2024年06月30日 18:26

陸上

【陸上】男子100mは坂井隆一郎が連覇!「勝ち切れたのは良かった」0秒01に3人ひしめく大接戦制した
<陸上日本選手権最終日>男子100メートル決勝、優勝した坂井(右から2人目)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【陸上・日本選手権最終日 ( 2024年6月30日    新潟・デンカビッグスワンスタジアム )】 男子100メートル決勝は坂井隆一郎が10秒13(向かい風0・2メートル)で制し、2年連続で日本一のスプリンターに輝いた。東田旺洋(関彰商事)が10秒14、3位の柳田大輝(東洋大)も10秒14で続く大接戦を制した。
 「接戦の中で勝ち切れたのは良かった」

 前日(29日)の準決勝は全体トップの10秒11で2組1位となり通過。既に代表に決まっているサニブラウン・ハキーム(東レ)が出場を回避している中で「ハキーム選手がいない分、見に来て良かったと思える走りを自分がしたい」と意気込んでいた。

 昨季は初めて日本選手権を制した一方、2大会連続で出場した世界選手権では予選敗退。「自分の武器であるスタートがかみ合わなかった」。冬季練習では重点的にトレーニングを重ねた。持ち味を取り戻すため、下半身を強化し、基本となるドリルの精度を高めた。一方で上半身などの筋力も鍛え、昨年より体重は2~3キロ増えて68キロとなった。

 3月末に腸腰筋に痛みが発症。再び走り始めたのは5月のゴールデンウィークからだった。今季初戦となったのが5月12日の木南記念。想定外のケガで出遅れた五輪イヤーだったが、短期間で状態を上げ、日本最高峰の舞台で結果を残した。

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