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王鵬が佐渡ケ嶽部屋出稽古で10番「見ていても凄く勉強になる」埼玉栄の先輩から突き押しを学ぶ

2024年07月09日 16:28

相撲

王鵬が佐渡ケ嶽部屋出稽古で10番「見ていても凄く勉強になる」埼玉栄の先輩から突き押しを学ぶ
佐渡ケ嶽部屋へ出向き、豪ノ山(手前)と申し合い稽古を行う王鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の幕内・王鵬(24=大嶽部屋)が9日、名古屋市西区の佐渡ケ嶽部屋へ出稽古し、大関・琴櫻(26)らと計10番取った。
 まずは幕内力士の申し合いに参加し、琴勝峰(24)や出稽古組の大栄翔(30=追手風部屋)、豪ノ山(26=武隈部屋)、錦木(33=伊勢ノ海部屋)の4人を相手に8番。その後、琴櫻に指名されて2番取った。

 ハイレベルの稽古を繰り広げた幕内上位陣の中で特に、大栄翔と豪ノ山は王鵬と同じく突き押し相撲を得意としている。「相撲を取っていてももちろんだけど、見ていても凄く勉強になる。汗かいて滑る中でなんであんなに当てられるんだろうと。肘の向きとか手の角度とか下半身の使い方とか…全然違うな」と埼玉栄高の先輩から多くの学びを得た。

 幕内上位総当たりの地位で臨んだ直近2場所は7勝8敗、6勝9敗と惜しくも連続で負け越したが、春場所で横綱から、夏場所で2大関から白星を挙げるなど着実に地力を付けている。「両手を使ってしっかり圧力を伝えて相撲を取っていかないと」と得意の突き押しを十分に生かすための課題を挙げ、名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)での飛躍を見据えた。

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