×

喫煙疑惑の体操19歳エース宮田笙子 代表はく奪か…出場資格巡りネット「法は法」「さすがに五輪には…」

2024年07月18日 22:15

体操

喫煙疑惑の体操19歳エース宮田笙子 代表はく奪か…出場資格巡りネット「法は法」「さすがに五輪には…」
2024年、体操NHK杯を3連覇を達成し笑顔の宮田笙子 Photo By スポニチ
 26日に開幕するパリ五輪の体操女子日本代表主将・宮田笙子(19=順大)が、代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱することが18日、分かった。関係者によると喫煙の疑いが浮上。宮田を指導する田野辺満コーチ(54)は「調査していることは把握している。状況を見ている」と語った。
 事前合宿地のモナコで報道陣に公開された17日の公開練習に姿を現さなかった宮田。同協会の田中光女子強化本部長は「事情により今日は参加していない」として詳細は明らかにしていなかった。

 宮田は22年の世界選手権に出場し、平均台で銅メダルを獲得した。今年4月の全日本選手権で初優勝し、5月のNHK杯では3連覇を果たして五輪出場を決めた。日本のエースとしてメダルの期待も高いが、順大や協会が事実確認など調査を進める中、26日開幕の五輪出場は不透明となっている。

 22年の民法改正で、成年年齢が20歳から18歳に変わったが、喫煙と飲酒は従来通り20歳から。エースに発覚した法律違反の疑いにSNSには厳しい声も多く上がった。「一生後悔するやつやな」「喫煙ダメでしょう」「法律上は大人でもタバコはダメなんだよ。そもそもアスリートのタバコなんてあり得ないのに」「未成年喫煙だったら問題だよね。しかも主将という立場で」「法は法、守らないといけない。代表という自覚がないのか、子供なのか」「最悪のタイミングだ」。また渡欧の際、「チームを引っ張らないといけない立場」と、主将として決意を語っていただけに、「この時すでに『チームの足を引っ張る立場』ってことを宣言してたんやな」と、皮肉を込めた投稿もあった。

 代表はく奪となれば異例の事態。1964年東京五輪以来、60年ぶりの団体総合メダルを目指すチームは、代表5人全員が10代。平均年齢17・8歳という編成で、最年長19歳のエース離脱による影響は計り知れない。現地には16年リオ、21年東京と2大会連続出場中の杉原愛子(24=TRyAS)が補欠として同行している。

 SNSには「寛大な処置、は無理なのかな…」「協会には寛大な処置をお願いしたい」「さすがに五輪には出してあげてください」と願うような声も。剥奪の場合について、「僅差で代表落ちした杉原愛子の召集はあるのかどうかが気になる」(原文まま)「補欠から繰り上がりとなると。あの選手か」と、追加招集メンバーを心配する書き込みもあった。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年07月18日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム