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体操19歳エース宮田笙子が喫煙疑惑でパリ五輪代表離脱 コーチ「調査していることは把握…状況見ている」

2024年07月18日 23:28

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体操19歳エース宮田笙子が喫煙疑惑でパリ五輪代表離脱 コーチ「調査していることは把握…状況見ている」
宮田笙子 Photo By スポニチ
 パリ五輪体操の女子日本代表主将の宮田笙子(19=順大)が、代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱することが18日、分かった。関係者によると、喫煙の疑いが浮上。調査を進めている日本体操協会が宮田を事前合宿地のモナコから帰国させる見通し。
 宮田を指導する田野辺満コーチ(54)は同日、「調査していることは把握している。状況を見ている」と話した。

 宮田は22年の世界選手権に出場し、平均台で銅メダルを獲得。今年4月の全日本選手権で初優勝し、5月のNHK杯では3連覇を果たして五輪出場を決めた。日本のエースとしてメダルの期待も高い19歳。

 だが、モナコで報道陣に公開された17日の公開練習に宮田は姿を現さず。田中光女子強化本部長は「事情により今日は参加していない」として詳細は明らかにしていなかった。4年に一度の祭典目前に起こった19歳エースの喫煙疑惑。協会や順大が事実確認など調査を進める中で、26日開幕の五輪出場は不透明となっている。

 代表はく奪となれば異例の事態。1964年東京五輪以来、60年ぶりの団体総合メダルを目指すチームは、代表5人全員が10代。平均年齢17・8歳という編成で、最年長19歳のエース離脱による影響は計り知れない。現地には16年リオ、21年東京と2大会連続出場中の杉原愛子(24=TRyAS)が補欠として同行している。

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