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池江璃花子が医務室へ 最終レース直後に「立ちくらみっぽくなって」今大会は3種目で6レースを泳ぎ切る

2024年08月05日 04:34

競泳

池江璃花子が医務室へ 最終レース直後に「立ちくらみっぽくなって」今大会は3種目で6レースを泳ぎ切る
競泳混合400メートルメドレーリレー決勝に自由形で出場した池江(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パリ五輪第10日 競泳 ( 2024年8月4日    ラデファンス・アリーナ )】 女子400メートルメドレーリレー決勝が行われ、日本(白井、鈴木、平井、池江)は3分56秒17で5位に入った。アンカーを務めた池江が5番手で引き継ぎ、6番手の地元フランス選手とデッドヒート。最後はタッチの差で交わして5位を死守したが、レース後に立ちくらみを訴えて医務室に搬送された。
 競泳日本代表の村松さやか総監督はチームドクターと会場の医療スタッフに処置を受けていることを明かし「ふらっとなって倒れた状態。本人は“取材を待っている間に立ちくらみっぽくなって”と言っていました。原因を調べてもらっている。ドクターの判断を待って、病院に行くかどうか決めることになります。状況が分かれば、ご報告させてもらいます」と説明した。

 今大会の池江は個人1種目、リレー2種目に出場し、計6レースを泳いだ。決勝進出を目標に掲げた女子100メートルバタフライは準決勝敗退したが、リレーは2種目ともアンカーの自由形を務めて決勝進出に貢献。混合400メートルメドレーリレーが8位、女子400メートルメドレーリレーが5位と奮闘した。

 この日のレース直後には「最後は皆のことを思って全力で泳げた。今の自分の十分な力は出し切った」と納得の表情を浮かべ「本当に楽しかった。最後にこうやって皆で笑顔で終われた。すごく大変な東京(五輪)からの3年間ではありましたけど、こうやって“楽しかった”と思えるのが一番」と自身3度目の五輪を総括。4年後のロス五輪への意欲を新たにしていただけに、容体が心配される。

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