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十両・尊富士が4連勝 友風のはたきを警戒して冷静な対応「もともと連勝とか考えていない」

2024年09月11日 20:31

相撲

十両・尊富士が4連勝 友風のはたきを警戒して冷静な対応「もともと連勝とか考えていない」
<大相撲秋場所4日目>引き落としで友風を破る尊富士(上)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所4日目 ( 2024年9月11日    東京・両国国技館 )】 春場所で新入幕優勝を果たして以来3場所ぶりに初日から出場している西十両11枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)が、友風(29=中村部屋)を下して初日から4連勝とした。
 立ち合い頭で当たり合うと、突っ張ってくる相手の突き手を払って右にかわして引き落とし。「イメージとしては(友風は)自分のペースに持って行ってはたいたりするので、警戒していきました。ムキになってもしょうがないので落ち着いていきました」。相手に応じて、ここまでの3日間とは異なる冷静な対処も見せた。

 右足首のケガで夏場所は全休。名古屋場所は8日目から出場して10日目から再休場していたため、初日からの出場は3場所ぶり。「久しぶりに初日から取組できているので、人よりは慣れない疲れが来るかもしれない」としながらも「痛いとか言っていられないし、気持ちで頑張るだけ」と気を引き締めた。

 十両の4戦全勝は東筆頭の千代翔馬(33=九重部屋)、東14枚目の嘉陽(25=中村部屋)と3人に。「もともと連勝とか考えていない。勝っても負けても自分の相撲を取るだけ」と無欲を強調した。「とにかく15日間取り切ろうという思いで、早く寝ることです」。疲れを溜めずに連勝を伸ばしていく。

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