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富永啓生「出場して活躍したい気持ちがあった」 わずか8分の出場に終わったパリ五輪での悔しい思い吐露

2024年09月11日 19:32

バスケット

富永啓生「出場して活躍したい気持ちがあった」 わずか8分の出場に終わったパリ五輪での悔しい思い吐露
日本代表・富永(ロイター)
 バスケットボール男子日本代表の富永啓生(23)が8日深夜に放送されたテレビ朝日「バスケ☆FIVE 日本バスケ応援宣言」(毎週日曜深夜1・25)にVTR出演。日本代表として選出されながらもわずか8分の出場に終わってしまったパリ五輪を振り返った。
 富永はドラフトで名前が挙がることはなかったが、NBAペイサーズと開幕前のキャンプ参加を想定した「エキシビット10」契約結んだ。今夏は日本代表としてパリ五輪での活躍が期待されていた。しかし五輪では3試合通してわずか8分の出場に終わってしまった。

 「シュートタッチは悪くなかった印象ですけど、最初の2試合に全然出てなくてシュートを1本も打ってない状態で3試合目に出て、準備をしていたつもりではあったんですけど、やっぱり試合感覚っていうのもありますし、自分のタイミング打てなかった」と振り返った。

 さらに「もちろん悔しい気持ちもあるし、出場して活躍してやりたい気持ちもあった」と悔しい本音をもらした。「アメリカでの経験もあって、文句を言っていても仕方ないのもあったけど何かが変わるわけでもないので、そこは切り替えて自分に何ができるかを考えていた」とつづけた。

 日本代表でプレーすることについては「代表でプレーすることは光栄なことですし、背負っているものが自分のチームとは違ってくるので、その辺自覚という部分では自分をもっと成長させてくれる場所」と説明した。

 パリ五輪を終えて、Gリーグを代表するスター選手で構成された「Gリーグ・ユナイテッド」にアジア人として初選出された富永。Gリーグ選抜初戦となった現地時間4日(日本時間5日)のMega MIS(セルビア)戦では途中出場。前半から存在感を示して3本の3Pシュートを決めるなど14得点と躍動。2戦目となった6日(日本時間7日)のMega MIS(セルビア)戦でも2試合連続となる3Pシュートを決めるなど5得点とNBA入りへアピール。

 現地時間11日(日本時間12日)から開幕する「FIBAインターコンチネンタルカップ2024」でもGリーグ選抜として出場予定となっている。

 「ここからがプロキャリアのスタート」と口にした上で、「自分がやれることを全て出してアピールして、目標のNBAのコートに立つために頑張っていきたい」と夢であるNBAでのプレーに向けて気合を入れた。

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