大の里 “電車道”の6連勝 場所後には第二の故郷・新潟で自身の姿が描かれたラッピング車両が!
2024年09月14日 04:15
相撲
場所後の28日には、母校の新潟・海洋高校の最寄りの能生(のう)駅を走る「えちごトキめき鉄道」のラッピング車両お披露目イベントに出席する。大の里、白熊、嘉陽、欧勝海の同校出身関取4人が描かれた車両がこのほど完成し、第二の故郷を今後2年間走る予定という。大の里が新大関として出席すれば“地元”はさらなる大フィーバーになりそうだ。
この日、恩師である海洋高相撲部の田海哲也総監督と、ラッピング車両の発案者の朱孝(しゅ・たかし)氏が国技館の升席で観戦。大の里の初優勝よりも前の4月ごろから、現状を見越していたかのようにこの計画が進んでいたことも明かされた。田海氏は「トントン拍子でそのまま、グッドタイミングですよね。大変なことになりますよ」とうれしい悲鳴を上げた。
お披露目イベントの前日は、中高6年間を過ごした寮「かにや旅館」に同校出身力士たちで宿泊する予定。最高の母校凱旋へ向け、大関昇進目安とされる3場所合計33勝には残り9日で6勝が必要だ。勢いの止まらない24歳は、大きな目標に向かってこのまま“電車道”で駆け抜けていく。 (前川 晋作)