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岩井明愛 “得意”のトラブルショットでピンチ脱出 16番バンカー縁から狙い通りピン奥に

2024年10月19日 04:44

ゴルフ

岩井明愛 “得意”のトラブルショットでピンチ脱出 16番バンカー縁から狙い通りピン奥に
<マスターズGCレディース第2日>18番、セカンドショットを放ち打球の行方を見つめる岩井明愛(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第2日 ( 2024年10月18日    兵庫県 マスターズGC=6506ヤード、パー72 )】 【プロの匠タイム(2)】岩井明愛(22=Honda)がピンチをチャンスに変えた。16番の第1打が左に曲がりバンカーの縁に止まった。残り130ヤードの第2打は極端な前上がりで両足は砂の上。9Iを手に取りシャフトに指が掛かるほど短く握ると、フック回転することを考慮しグリーン右端を狙って振った。打球は約7ヤード左に曲がりグリーンに落ちてピン奥6メートルで止まった。
 「イメージ通りに打てた」。3日前の練習ラウンドで同じような状況に陥っていた。その時を思い出し危機を脱出。会心のバーディーで首位に浮上した。

 昨年のニチレイ・レディースでは片手打ちでチップインバーディーを奪ったセンスの塊。「曲げた時にグリーンを狙う方法を考えるのが楽しい。トラブルショットは好き」。フェアウエーキープ率が約60%で「曲げる回数が多いのでトラブルショットの引き出しが多い」と笑う。トラブルでは記憶に残ったショットを再現する。もちろんテクニックがあるからこそなせる技だ。

 岩井明らしいゴルフで今季4勝目を視界に捉えた。「良い位置で回れているのがうれしい」。上々の気分で週末に向かう。(福永 稔彦)

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