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新大関・大の里 会見で抱負「初日からしっかりと流れをつかむことが大事」

2024年10月28日 11:45

相撲

新大関・大の里 会見で抱負「初日からしっかりと流れをつかむことが大事」
会見した新大関の大の里 Photo By スポニチ
 大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の番付が28日に発表され、新大関・大の里(24=二所ノ関部屋)が福岡市西区の部屋宿舎で会見した。新番付では西の2番手に座った。出来上がったばかりの新番付で自身のしこ名を確認した大の里は「番付に名前が載って、大関になったんだなという実感が湧いた」と述べた。
 9月の秋場所では13勝2敗を挙げ夏場所に次ぐ2度目の優勝を果たした。直近3場所で34勝を挙げ場所後には幕下付け出しの初土俵から昭和以降最速となる所要9場所での昇進。10月1日から始まった秋巡業は新大関として各地で大きな声援を受けたが「アデノウイルス感染症」による体調不良で途中から離脱。調整遅れも心配されたが、徐々に体も動かし始めており会見では「回復しました」と不安を一掃した。

 昨年5月の夏場所デビューからわずか1年半で大関に昇進。昨年は十両だった九州に看板力士として乗り込んだ。「自分自身、1年前と比べると想像しないところにいる」と心境を明かし、今場所も大銀杏(おおいちょう)は結えないが「(大関は)誰もがなれるものではないし、そう簡単にいけるものではない。経験を積んで、勉強していきたい」と真摯(しんし)な姿勢は変わらない。

 入幕後5場所で2桁勝利は4度。スピード出世に加え優勝も2度と快進撃を続ける大器への期待はますます高まっている。「1年最後の場所なので、いい形で締めくくりたい。大関として臨むのは初めてなので、初日からしっかりと流れをつかむことが大事。いつも通りの準備をして頑張りたい」と力強く意気込んだ。

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