フィリーズ ワース2発も3、4番沈黙…

2009年11月02日 06:00

野球

 【フィリーズ5―8ヤンキース】フィリーズはワースの孤軍奮闘も及ばなかった。3回には低めの変化球をすくい上げて左翼席へソロ。6回には内角カットボールを左越えに叩き込むと、雄叫びを上げた。
 これが今ポストシーズン通算7号。02年のボンズ(ジャイアンツ)らが持つポストシーズン最多本塁打記録(8本)にあと1本とした絶好調の5番は連敗にも「次勝って2勝2敗に戻せばいい」と力強く話した。対照的なのは2試合無安打のアットリー、ハワードの3、4番コンビだ。特にナ・リーグ優勝決定シリーズMVPのハワードが今シリーズ13打数2安打、9三振で打点はわずか1。マニエル監督も「左打者がペティットに封じられた」と嘆いた。

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