“延長無制限”のV決定戦 早大ドラ1トリオVS長打力の慶大

2010年11月02日 17:46

野球

 半世紀ぶりの早慶両校による優勝決定戦。延長11回で日没による引き分けが2試合続いた「早慶6連戦」の当時と違い、今回は延長無制限で実施される。
 早大の先発が予想される斎藤は今季の防御率が3点台。中盤以降から球が浮く傾向にあるエースから大石、福井優へどうつなぐかが鍵だ。3投手とも慶大打線に甘いコースの速球を本塁打されており、一層の制球力と配球の工夫が求められる。

 打線は慶大との2試合は計16安打で1得点とつながりを欠いた。今季首位打者の土生ら主軸に当たりは出ており、下位の働きが試合を左右しそうだ。

 連勝で勢いに乗る慶大は2年生投手の二枚看板に期待がかかる。竹内大は緩急をうまく使う技巧派左腕。福谷は伸びのある速球にスライダーを織り交ぜる。タイプの違う2人を元プロの江藤監督がどう起用するか。

 チーム打率は2割6分4厘で早大をやや下回るが、主砲伊藤が3発を放つなど今季10本塁打は早大の2倍と破壊力で上回る。早めの援護でもり立てたい。

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