年金制度 事務折衝「一定の前進」

2010年11月02日 06:00

野球

 新しい選手年金制度の構築をめぐる日本プロ野球組織(NPB)と労組・日本プロ野球選手会の労使事務折衝が1日、大阪・福島のホテル阪神であり、意見交換を行った。
 新井貴浩選手会長(阪神内野手)は「提案を受けた。選手会総会(12月2日)に諮るなど論議を煮詰めたい」と話した。松原徹事務局長は「会長の出席で事態が進んだ」と一定の前進を認めた。
 2012年3月末で終了となる現行の適格退職年金制度を解散し、新制度の移行を検討中で、OBへの一時金の分配方法や原資確保でのオールスター戦試合増などが論点となっている。

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