大石「二刀流グラブ」でGグラブ賞狙う!

2010年12月13日 06:00

野球

 目指すはゴールデングラブだ!西武のドラフト1位・大石達也投手(22=早大)が、「二刀流グラブ」でプロの世界に飛び込む。
 大学時代からアディダス社製のグラブを使用。今後も継続して同社製のものを使うが、プロでは小回りが利くよう「小型化」へと改良を加えることになった。
 「しっかり準備したい」と話す大石は、西武入団が決まり早くもプロ仕様のグラブについてメーカー側と打ち合わせた。担当者は「大学時代よりも一回り小さめのサイズになる。内野手よりは少し大きいが、投手用としてはかなり小さいサイズ」と変更点を説明。長身の投手が小型グラブを使用することは珍しいが、その背景には守備へのこだわりがある。
 早大時代には主に抑えを務めたが、リーグ戦で遊撃手として先発出場した経験も。スカウト陣からは「打力も守備力もあるし野手でもプロで通用する」と評価されたほどだ。プロでは先発に転向することが決定。長いイニングを投げる上で、バント処理など「9人目の野手」としての比重も高くなる。それだけに守備面で操作しやすいタイプへの変更に踏み切ったもようだ。グラブのカラーは数種類を発注。キャンプで試しながら開幕前に最終決定する。
 2年連続でゴールデングラブ賞を獲得した涌井に憧れ「いろいろと聞きたい」と弟子入りを志願している大石。小型サイズのグラブで先発ローテーション入り、将来のゴールデングラブ獲得を目指す。

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