大谷、故郷は応援一色 早朝ラジオ体操で前日の成績発表

2016年09月29日 08:15

野球

大谷、故郷は応援一色 早朝ラジオ体操で前日の成績発表
大谷の通った幼稚園の園児たちから贈られた見事な「貼り絵」
パ・リーグ 日本ハム1―0西武
(9月28日 西武プリンス)
 【記者フリートーク】

 今回の取材で日本ハム・大谷の故郷、岩手県奥州市を訪れた。実家のある町は大谷の応援一色。

 母・加代子さんは「町の人、みんなが応援してくれて凄くうれしい。ありがたい」と感謝の言葉を口にする。早朝のラジオ体操では前日の打撃成績や投球成績が発表される。大谷の通った「常盤幼稚園」の園児たちがプロ野球のスーパースターとなった大先輩の「貼り絵」を制作し、贈呈されたこともあった。大谷の活躍は言わずもがな、郷土の誇りだ。

 父と母の愛情も強く感じた。息子がよく風邪をひいた話題になった時。徹さんが「俺も子供の頃からへんとうが凄かった」と振り返ると、加代子さんは「お父さんの話はいいの。翔平はへんとうが大きいとかはなかったよ」と突っ込みを入れる。昔を懐かしみ、笑いが絶えない両親。大谷が育った岩手には、温かい空気が流れている。

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