【田淵幸一氏が占う】総合力は広島が上 DeNAは中継ぎ陣が鍵

2016年10月12日 08:45

野球

【田淵幸一氏が占う】総合力は広島が上 DeNAは中継ぎ陣が鍵
リラックスした表情の緒方監督 Photo By スポニチ
 【セ・リーグCSファイナルS 】 投打のバランスなど総合力は広島が上。対するDeNAは先発陣は手薄になるが5回まで3失点以内で踏ん張ること。そこからファーストSでも奮闘した中継ぎ陣に託したい。相手にアドバンテージがあり初戦の結果次第ではズルズルいってしまう可能性もある。作戦面は全てラミレス監督らベンチに任せ、選手は「今日しかない」と無心で戦う姿勢が必要だ。
 打線では4番・筒香が勝負を避けられるケースも想定して、次を打つ5番に好調・ロペスを配置してはどうか。正攻法、がっぷり四つに組んではDeNAは厳しい。はたき込みでも、うっちゃりでも何でもいい。あらゆる策を繰り出したい。

 広島は1日のシーズン最終戦から中10日。実戦感覚をいかに維持できたか。加えて10月中旬の屋外球場。寒さなど、意外な要素が試合の行方を左右するかもしれない。キーマンは両軍の2番打者。広島・菊池はバント、エンドランなど自由自在で、得点のバリエーションも豊富だ。DeNAは梶谷が強行出場なら、先発陣に不安があるだけに強攻策で大量点を狙いたい。 (スポニチ本紙評論家)

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