早実・清宮 人生初大台!体重100・2キロ「鋭い打球につながる」

2016年12月29日 05:30

野球

早実・清宮 人生初大台!体重100・2キロ「鋭い打球につながる」
体重100キロに到達したとは思えない?軽快な動きを披露する清宮(手前) Photo By スポニチ
 高校通算78本塁打を誇る来秋ドラフト1位候補の早実・清宮幸太郎内野手(2年)が、100キロボディーで高校ラストイヤーに臨む。
 千葉県内での合宿を打ち上げ、年内の練習が終了したスラッガーは「100・2キロです」と人生で初めて体重が100キロ台に突入したことを明かした。その上で「今のところ100キロを切らないようにやっています。それが確実に(野球に)つながると思っている」とさらなるパワーアップを誓った。

 97キロだった体重を、このオフで3キロ増量。自身が主将就任時に決めたチームスローガン「Go!Go!Go!」には全部員が体重5キロ増やす意味も含んでいる。清宮は母・幸世さんのサポートもあって、効率的に栄養を摂取できる運動直後に高タンパク質の食事を取ることを意識。合宿などでタフな練習が続いても「(体質的にも体重が)全然減らない」と効果を実感。「強いチームを見ても体の大きい選手が多いし、そういうところが全国で勝っていく。それが鋭い打球を打つことにつながる」と続けた。

 プロ志望届を提出すれば、来秋ドラフトで阪神、日本ハムなど複数球団の1位指名が濃厚。それだけに進学かプロか、清宮の決断に注目が集まる。この日もテレビカメラ7台を含めた約50人の報道陣が集結。学校側によると進路表明は夏以降とし、それまでは野球に専念させる方針だ。来年センバツ(3月19日から12日間・甲子園)の出場は確実で「全部勝つ。自分の結果よりも勝ちたい」と主将は抱負を口にした。今年の採点を「70点」とした清宮が、肉体改造で満点イヤーを目指す。 (東尾 洋樹)

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